北総線回数券バラ売りサービスについてのページ


★サービス取扱店

★回数券バラ売りサービスを利用される皆様へ

★交通問題にアリの一穴を−編集子がみた初夢  (月刊 千葉ニュータウン平成17年1月15日付〜2月12日付所載

  夢その一  ダフ屋さんに学べ 
(回数券バラ売りの発端となった記事)

  夢その二  バスとアタマは使いよう

  夢その三  呑みたきゃ乗りな 千鳥タクシー

      

★白井駅前理容館が回数券販売−33%引きで北総線に乗ろう
  (月刊 千葉ニュータウン2月12日付)

★北総線格安回数券、各駅圏で販売開始−駅前商店などの協力に支えられて
  (月刊 千葉ニュータウン3月12日付)

★滝野でも開始−北総線回数券バラ売りサービス
  (月刊 千葉ニュータウン4月9日付)

★北総線回数券バラ売りサービスにおける北実会との協力関係について

★イデカフェ(新鎌ヶ谷)、ヘアーサロン高花(中央)が参加
  改めて、北総線回数券バラ売りサービスについての正確な理解を求めるととともに、
  サービス利用にあたってのお願いを再掲しました。

   (月刊 千葉ニュータウン5月14日付)


北総線回数券バラ売りサービス取扱店

発 駅 取扱店
(所在地)
行き先 通常
料金
回数券
販売額
営業時間
(定休日等)
印 旛 アーネスト理美容室
(日医大病院B1)
高砂 820 550 9:00〜19:00
年中無休
 牧の原 am/pm(エーエム・ピーエム)
(BIGHOP駅前ヴィレッジ) 
高砂  790  530  AM 5:00〜AM 1:00
年中無休 
アーネスト理容室
(滝野プラザ)
高砂 790 530 9:00〜19:00
年中無休
ヘアーサロン西の原
(西の原ショッピングセンター) 
高砂  790  530  (平日)9:00〜19:00 (土・日)8:30〜19:00
年中無休 
R’s Hair
(高花ショッピングセンター)
高砂 790 530 9:00〜20:00(金のみ〜21:00)
(休)毎週月・第3火
中 央 R’s Hair
(高花ショッピングセンター)
高砂 760 510 9:00〜20:00(金のみ〜21:00)
(休)毎週月・第3火
セブンイレブン桜台 高砂 760 510 24時間営業・年中無休
新鎌ヶ谷 570 380
小 室 白井駅前理容館
(白井駅前商店会)
高砂 680 460 (平・土)9:00〜19:30
(日・祝)8:00〜18:00
年中無休
白 井 白井駅前理容館
(白井駅前商店会)
高砂 680 460
西白井 寺田米穀店
(西白井駅前商店会)
高砂 630 420 10:00〜17:00
(休)水曜日

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回数券バラ売りサービス利用の皆様へ
(必ずお読みください)2006.2.11バージョン

◆西白井駅を利用される方へ
 −寺田商店でばら売り回数券をお求めください−

 西白井駅前で北総線回数券ばら売りサービスを取り扱っていた「ヒロQ」さんがサービスから撤退、代わって同じ駅前商店会の「寺田米穀店」さんが、一月半ばからサービスを取り扱っています。

 寺田米穀店は、駅に直行する通路の角のところにあり、利用者にとっては大変便利な場所なのですが、駅へと急ぐ利用者が電車に乗るぎりぎりの時間に同店に飛び込んできて、「回数券を!!」と叫ぶケースが心配されます。しかし、お店では手が離せない仕事に取りかかっていたり、他のお客と話し合っている最中という場合もあります。そうした時、すぐにはばら売り回数券を求めるお客に対応できない場合もありますので、回数券ばら売りサービスを利用される方は、時間に余裕をもってお店に寄ってください。

◆昼間割引回数券の「午前十時〜午後四時」という意味

 たとえば、ニュータウン中央駅から日本橋まで行って、夕方帰ってくる場合、中央駅で乗車するのは十時過ぎてから、帰りは午後四時前に京成高砂駅を発着する電車に乗ることが条件です。ですから、中央駅に降り立つのは四時半頃になりますし、新鎌ヶ谷駅ではこの電車の通過時刻は四時十五分くらいになるでしょう。

 降車するニュータウンの駅では、駅員さんがホームに入ってくる電車を見ていて、上述の条件、つまり京成高砂駅を午後四時前に発車した電車であることを確認した上で、改札業務に対応します。

◆利用できる回数券の種類
 格安回数券は、@昼間割引回数券(午前十時〜午後四時の間乗車できる)、A土・休日回数券(土・休日に限って乗車できる)の二種類あります。これは、平日の昼間とか週末など、電車の乗客が少ない時間帯の乗車率を少しでも上げるために北総鉄道が売り出している回数券を利用してのサービスです。上記の条件に当てはまることをきちんと確認してから、回数券を購入ください。

◆払い戻しには応じられません
 間違ってばら売り回数券を買われた場合でも、払い戻し等には一切応じかねます。回数券を買う場合は、くれぐれも間違いのないよう、よく確かめてご購入ください。

 このサービスは、協力店のまったくのボランティアによって成り立っているサービスであり、協力店は多忙な本業のかたわら、回数券ばら売りサービスに取り組んでいます。

 仮に、思ったよりばら売りサービスの利用者が少なく、駅からまとめて購入した回数券が売れ残ったとしても、誰もそのリスクを負担してくれるわけではありません。協力店は、それぞれ「自己責任」でこのサービスに取り組んでいます。ですから、サービスのシステムはできるだけシンプルに考えておく必要があります。

 間違って回数券を買われた利用者に対して「払い戻しに応じる」となったら、ばら売りサービス・システムは一気に複雑化し、いろいろなケースを想定し、ルールを作り、応対する店のスタッフの特別な教育も必要になる・・・・、とても現在のような店のボランティアでは済まなくなってくるでしょう。

 なお、上記2種類の格安回数券は、駅に持っていっても払い戻しに応じてもらえるのは6枚以上であり、それ以下では払い戻し手数料の方が高くついてしまいます。10枚分のお金で15枚買える格安回数券というのは、もともとそういう性格のものなのです。

 このサービスは、協力店も「自己責任」であるのと同じように、利用者も「自己責任」で利用していただくしかないことをご理解ください。

◆その他
 各協力店は、多忙な業務の傍ら、ボランティアで回数券ばら売りサービスを行っています。前述したように、ばら売りサービスはできるだけシンプルに運営していく必要があります。

 したがって、本紙でも何度かお願いしているように、ばら売り回数券を利用される方は、釣り銭の必要ないよう、小銭を用意して協力店に行ってください。

 また、店が忙しい時はお待たせすることもありますので、時間の余裕をもって店を訪ねるようにしてください。

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交通問題にアリの一穴を−編集子がみた初夢

はじめに

 千葉ニュータウンの最大の隘路の一つが交通問題であることでは、ほとんどの人が一致するだろう。北総鉄道の高運賃ばかりでなく、地域内交通としてのバスなどの便も極めて貧しいし、「クルマなくしては生活できない地域」と言われるこの地域では、公共交通の不備はいたるところで「交通弱者」を生み出しているといっても過言でない。

 ニュータウンをめぐる交通問題は、いずれも社会的に大きな、そして複雑な要素を孕み、一朝一夕には解決できるものではないが、今回は少しアプローチを変えて、住民が身の回りでもう少しできることはないか、そしてそうしたことの積み重ねがそれなりの効果を生み出す可能性はないか、「夢」に託して考えてみたい。

夢その一 ダフ屋さんに学べ

八五郎「ヘイ、ご隠居さん、おめでとうござんす。今年も相変わらず、よろしくお願いします。ところで、ご隠居、『学徒疎開』って何です? いえね、隣のおカミさんが、こんなに電車賃が高くちゃ息子を今はやりの『学徒疎開』でもさせなきゃ、学校に通わせられないってグチってるのを聞いたもんでね」

ご隠居「なに、学徒疎開? う〜ん、なるほど、うまいことを言うな。学徒疎開か、言い得て妙ってやつだな」

八「ねぇ、ご隠居、一人で感心してねぇで、アッシにもわかるように教えておくんなさいな」

隠「いや、すまん、すまん。実は、ワシも初めて聞くのだが・・・・」

八「なんでぇ、ご隠居も知らねぇのか」

隠「いや、初めて聞くのだが、たぶん、こういうことだろう。ここはお前さんも知ってのとおり、電車賃が高くて、特に、高校生や大学生の子供が二人もいると、通学定期代が1ヶ月で10万円近くもかかってしまうご家庭もある。で、一家ごと余所へ引っ越したり、さもなければ子供だけ学校のそばに引っ越させる家庭が後を絶たないと聞いている。つまりだ、高校生・大学生(学徒)だけ、余所へ疎開させるから『学徒疎開』、要するに戦時中の『学徒動員』と『学童疎開』をかけ合わせたシャレらしいな」

八「へぇー、学徒だけ疎開させるから学徒疎開か、そーかい、そーかい」

隠「こら、茶化すんじゃない」

八「あっ、すんません。それにしても、この高い電車賃を下げる、何かいい算段はねぇもんですかねぇ」

隠「そこだ。今年は長屋の皆とも相談して、『ダフ屋大作戦』というのをやろうと思っている」

八「何です、その、飲み屋の子だくさん、っていうのは?」

隠「飲み屋じゃない、ダフ屋だ。うん、つまり、電車の回数券を使って、安上がりに電車に乗ろうという話なんだが。例えば千葉ニュータウン中央駅から日本橋まで行くのに、ふつうだと1110円かかるのが、土・休日などうまくすると827円で行ける。つまり、25パーセントも割引になるという寸法なんだ」

八「へぇー、そんなうまいテがあるんですかい」

隠「ただ、問題は、回数券というのは鉄道会社ごとに買わなきゃならんのだ。日本橋まで827円で行こうと思ったら、まず中央駅で回数券を買い、途中、高砂で京成の回数券を買い、また、押上で都営線の回数券を買うという具合に、路線ごとに回数券を買わないといけない」

八「な〜んだ。ご隠居の前だけど、そりゃダメだ。そんな七面倒くさいやり方じゃ、少しくらい安くなったって、誰も回数券なんか買いませんぜ」

隠「むッ、まあ、もう少し聞きなさい。そこで、ダフ屋の登場だ」

八「ダフ屋って、あの、野球やコンサートなんかのチケットを売りつける連中のことですかい?」

隠「そう、そのダフ屋だ。つまり、誰かが高砂や押上まで行って、京成や都営線の回数券を大量に買ってきて、それを電車に乗る人に売ってくれれば、乗客がめいめいで買いに行かなくて済む。たとえば、駅前の商店などに回数券が置いてあって、乗客は駅に行く前にその店に寄って回数券を買ってから、電車に乗れば、25パーセント引きで日本橋まで行ける」

八「なるほどねぇ。でも、そうすると、回数券を買いに行く人、回数券を売ってくれる商店など、ずいぶんと人手が要りますね」

隠「そのとおり。これは、いろんな人の協力なしにはできない話だ。回数券は、電車に乗るのが土・休日だったり、平日でも時間によって、北総線は15枚綴り、京成は14枚綴り、都営は11枚綴りと種類がいろいろあるから、それをうまく組み合わせる必要がある。また、買ってから3ヶ月以内に使い切ってしまわないと、ただの紙切れになってしまう」

八「なんだ、うまい話ばかりじゃないんですね」

隠「だから、たくさんの人の協力が欠かせない。今年は、このダフ屋大作戦をぜひやってみたいと思っている。お前も少し手伝え」

八「そら、おいでなすった。でも、何だか面白そうだから、ちょっと手伝ってみるか」

 話は飛んで(何しろ夢だから、前後の脈絡なくいきなり場面が切り替わるのである)、ご隠居と八五郎の会話から数ヶ月後と思われる、ある土曜日の昼近く、北総線のある駅前の商店。最前からひっきりなしに人が訪れ、店員から何か紙切れを受け取っては駅へ急ぐ。そうした人の波の中から、数人の主婦の会話に耳を傾けると・・・・。

主婦A「回数券が簡単に買えるようになって、東京へショッピングに行くのにも便利になったわね」

主婦B「ホント、助かるわ。私たちがニュータウンに引っ越してきた頃の料金ですもの。回数券なのに、バラで売ってくれるから、気軽に買えるのもいいわね」

主婦C「そうよね。あの頃から2回くらい運賃値上げで、私たちにとって都心がすっかり遠くなっていたものね。それに、駅前の商店に寄るのも、何年ぶりかしらね。意外に感じ良かったね」

主婦D「帰りに、さっきのお店で買い物して帰ろうかしら」

 ご隠居と八五郎たちが始めた「ダフ屋大作戦」の結果、北総線に乗る時は、まず駅前商店街に立ち寄って、ばら売りの回数券を買ってから乗車するスタイルがすっかり定着したようである。主婦の一人が言っていたように、回数券を使うことで、北総線は実質的に過去2回程度の値上げ以前の水準で乗車できるようになり、今ではたくさんの人たちが気軽に北総線を使っている。

 また、回数券を買うために駅前の商店に立ち寄ることが多くなったことも、駅前商店街に人々を招き寄せる効果があり、商店街の活性化に役立ったともいわれている。


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夢その二 バスとアタマは使いよ

 ところ変わって、ここはドイツはベルリンの街角(何しろ、夢だから・・・・)。折しも向こうから少々危なっかしい足取りで歩いてくるのは、何と帝王ヘルベルト・フォン・カラヤンではないか。一杯きこしめして上機嫌の帝王、何を思ったかいきなり客待ちのタクシーに乗り込む。

 驚いた運転手がおそるおそる聞く。「これはこれは、マエストロ、ようこそ、私のキャブへ。で、どちらへ参りましょう?」

帝王「どこでもいい。どこへ行っても私を待っている人が大勢いる」

・・・・・・。

八五郎「ゆんべは変な夢をみちまったな。カラヤンが出てきて、『どこでも私を待っている』ときたもんだ。カーッ、一度でいいからこんなセリフを吐いてみたいもんだね」

八「けど、こちとら庶民は『どこでもいい』とはとてもいかないよ。熊公のカミさんなんか、昨日紙っぺらをもってイソイソと歩いてるから、どこへ行くんだって聞いたら、夕食のおかずを買いに広告のチラシを手にランドロームに行くんだってやがる。夕食はサバのみそ煮? どうでもいいけど、帝王とはえらい違いだよ・・・・。ちわッ、ご隠居いるかい!」

隠「おっ、八か。なんだ、お前さん、風邪はいいのかい?」

八「てやんでぇ、風邪くらいで寝てなんぞいられるかってんだ」

隠「おっ、威勢がいいな。やはり、○○の風邪はかかっても軽いらしいな」

八「何か言ったか?」

隠「いや、こっちの話だ。ちょうどよかった、今、表通りを走っているバスの増便を陳情する書類を書いていたところだ。お前さんもバスはよく乗るだろう」

八「てやんでぇ、こちとら江戸っ子だい。あんなかったるい乗り物を停留所で待つくらいなら、自分の足でどこへでも行っちまわあ。けど、増便って言っても、昼間なんかほとんど客なんか乗ってねぇじゃねぇですか。バス会社の方がウンと言うんですかい」

隠「ムッ、そこが問題なんだ。バス会社が走らせている路線バスも、役所が運営している公営バスも、赤字路線ばかりで思うように増便できない、乗る方からみれば便数が少なくて不便なので、ますます乗らなくなるというイタチごっこなんだな。何か、良い知恵はないものか」

八「良い知恵だか何だか知らないが、アッシに言わせりゃ、バス会社も役所も工夫が足りないね。特に役所が走らせている公営バスなんて、アッシは前から思っていたんですがね、ああいったバスは、何だって役所からスタートして、また最後役所に戻るんですかね。役所に用事がある人なんて、そんなにいないでしょうに。もっと、人気のある商店だとか、夜の飲屋街だとか、走ってもらえば、アッシだってたまにゃあ乗るんですがね」

隠「おッ、なかなか鋭いな。やはり、○○は少し風邪を引いたくらいの方が調子がいいのかな」

八「何です?」

隠「いや、こっちの話。お前さんの言うとおりだ。もっと住民のニーズが高いところを調査して、ルートを決めれば、もう少し乗りやすくなるんだがな。しかし、そういうことを言うと、役人はよく特定の商店とか企業の前にバス停を作るのはどうも、などといって難しい顔をするんだな」

八「だから役人てのはどうしようもないんですぜ。アッシのような庶民が行きたいのは、その特定の商店や飲み屋というやつなんで。そこの店先にピタッと着けてくれなきゃ、誰も乗りたいと思わないでしょうに。帝王じゃないんだから・・・・」

隠「何だ、その帝王ってのは?」

八「いえ、こっちの話。アッシだったら、自分の店先にバス停を作らせたいという商店主を集めて、セリにかけるね。一円でも高い値をつけた店の前にバス停を作ってやり、集まった金は公営バスの赤字を埋める。乗りたいヤツからだけじゃなく、乗せたいヤツからもおアシをいただこうてぇ寸法でさぁね」

隠「なるほど、今日は八がどうかしちまったような冴え方だな」

八「印西の公営バスは、印西市内だけを循環し、白井市は白井市内だけというのも、役人のつまらん縄張り根性ですぜ。白井の年寄りがジョイフルに行ったり、印西に住むご隠居がぎっくり腰の治療に日医大に行きたくなっても、北総の高い電車しかないってんじゃ、話にならない」

隠「ぎっくり腰だけ余計だ。ワシも少しアイディアを言わせてもらうと、地域の中を走っているバスは、バス会社の路線バスと役所が走らせている公営バスだけではない」

八「というと?」

隠「大きな病院なども、毎日かなりの本数、しかも役所のような縄張りにとらわれず、かなり広い範囲を走らせて、患者を送り迎えしている。自動車教習所、大きな会社の社員送迎バスなど、気をつけてみると、けっこういろんなバスが地域の中を走っているんだな。実は、これまで患者送迎用のバスを走らせている病院などの関係者にそれとなく聞いてみたんだ。仮に、お宅のバスを一般の住民も乗れるようにし、その代わり役所から多少の補助金のようなものを受け取れる制度ができたら、お宅は受け入れますか、とな」

八「フン、フン、それで?」

隠「何ヶ所か聞いてみたが、ダメだという病院はなかったな。ただ、病院のバスなので、体の弱った患者さんが乗り込んできたら、一般の人は席を譲るなど、一定の条件やルールが必要という事務長さんもいたが、頭からダメという人は一人もいなかった。石頭の役人が公営バスを運営するよりも、そういう民間のものをうまく使わせてもらい、お礼の意味で補助金を出す方が、少ない税金で、今よりたくさんの本数やルートを走らせることができるんじゃないかな。病院なども、補助金が入ることでバスを走らせている負担を軽くしたり、あるいは補助金を使ってバスの本数を増やせれば、患者さんにももっと喜んでもらえるかもしれない」

八「なるほど」

隠「病院も教習所のようなところも、なるべく「お客さん」に便利なルートや時間帯を考える姿勢を最初からもっている点も、公営バスと違うところだし、役所のような「縄張り」でルートを決めないところも、乗りやすいのではないかな。」

八「そしたら、ご隠居も心おきなくぎっくり腰を治しに、日医大に行けますね」

隠「ぎっくり腰だけ余計だったら!」


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夢その三 呑みたきゃ乗りな 千鳥タクシー

八「大変だ、大変だ、ご隠居、熊公のヤツが警察につかまった!」

隠「何? いったい何をしでかしたんだ?」

八「いえね、ゆんべアッシと横町の飲み屋で一杯やった後、一人でクルマを運転して鎌ヶ谷まで飲み直しに行った、その帰り道酔っぱらい運転で御用となったんでさあ」

隠「あきれたな。最近、飲酒運転の罰則が厳しくなったのを知らないわけでもあるまいに」

八「わかっちゃいるけど止められないってヤツでさ。けど、警察も何だって飲酒運転だけそんなにムキになって取り締まるんですかね。もう少しお目こぼしがあってもよさそうなモンじゃありませんか」

隠「まあ、それは無理だろう。酔っぱらった挙げ句に、非常に悪質な運転で人を何人も轢いたり、傷つけたりする事件が後を絶たないからな」

八「けど、この分じゃ飲み屋が参っちまいますよ。最近じゃ、どこの飲屋街も夜の七時も過ぎると閑古鳥が鳴いているってぇ案配ですからね。アッシら飲んべえだって、外で飲めないから、家に早く帰るようになったのは良いことなんでしょうが、前だったら仕事上のトラブルや悩み事も、帰り際同僚と一杯やることで水に流せたんですがね、今じゃノミニケーションとやらとも、すっかりご無沙汰ときたもんだ。この分じゃ、働いている人たちのストレスもたまる一方ですぜ。街の活気だって、昔のように夜になっても人がゾロゾロ歩いていた頃が懐かしいね。最近は何だか寂しすぎまさあ」

隠「ウン、それも問題だな。何とか、警察のめざす酒気帯び運転の追放とノミニケーションが両立する方法を考えないとな。ただ、今でもタクシーや運転代行などを使おうとすれば使えるわけではあるんだが」

八「そりゃあダメだ。アッシらのように割り勘で一人1500円ポッキリで飲みあげた後、タクシー代や運転代行が2000円かかったってんじゃ、話になりませんぜ」

隠「まあ、それもそうだ」

八「でぇいち、タクシーや運転代行を使える人種は、今だって飲み屋や料亭を利用しているんだから、そんな連中のことより、アッシや熊公のような、仲間内でしょぼくれた飲み方をしていた連中が飲みに行けなくなっていることを、少しは考えてもらいてぇね」

隠「・・・・・」

八「要するに、アッシや熊公のような連中は『夜の交通弱者』なんですよ」

隠「酒気帯び運転で捕まるヤツが『交通弱者』とはおそれいったな。まあ、ワシも少し関係先を聞いて回ったりして、何か良い策はないものか考えてはいるんだけどな」

八「さすが、ご隠居。で、何かいい算段は浮かびましたか」

隠「ウン、いい算段かどうかわからないが、「千鳥タクシー」なんてのはどうかな」

八「千鳥足タクシー? 何だか運転手が酔っぱらってるタクシーみたいで、大丈夫なんですか」

隠「千鳥足タクシーじゃなくて、千鳥タクシーだ。運転手が酔っぱらっているのではなく、酔っぱらいをワンコイン(500円)で家まで送り届けるタクシーというわけだ」

八「えっ、500円で家まで? それはいいですね」

隠「飲み屋から一定の距離以内であれば、帰りのアシを一律500円に設定してあれば、皆安心して外で飲める。飲み屋やタクシーなどの業界にとってもお客が増えるだろうから、十分検討に値するアイディアだと思うがね」

八「そりゃ、そうですよ。閑古鳥が鳴いている飲食街もようやく明るくなれるってなもんだ」

隠「ただ、これも一昨日の北総線回数券の話と同じ、いやそれ以上に大勢の人たちの協力なしにはできない話だ。どこでも500円というのでは、乗せるタクシーの方からすれば、赤字になってしまうから、どこかで埋め合わせなければならない。どこかといっても、この場合客を送り出す飲食店が埋め合わせるしかないわけだ。だから、かなりの数の飲食店がネットワークを組んで、個々の飲食店の負担を軽くする工夫をしていかないと、客が増えるといっても、この負担に耐えきれなくなってしまうおそれがある」

八「う〜ん、大変ですね」

隠「もうひとつは、これまでのタクシーや運転代行だけでなく、いろいろな立場の人たちが千鳥タクシーの運行に関わってくれれば、事態は変わってくるかもしれない」

八「というと?」

隠「昨日話した、公営バスをふくむ、いろいろな種類のバスも、運転手の確保さえできるなら、運行時間を大幅に緩和して、夜の飲食街を走らせるとか、あるいは普通のドライバーがアルバイト的に酔客の送り迎えをするとか」

八「それって、もしかして白タクでは?」

隠「白タクといっても、直接客とお金のやりとりをしなければ、違法にはならないらしい。それに、どこかの地方で白タクの構造改革特区を実施しているという噂もきいたことがある」

八「白タクだからといって一概に“白い目”で見ないで、この際利用できるものは何でも検討しようということですね」

隠「そのとおり。そこでこんな標語を考えた。八つぁんも、一緒に声を出して読んでみなさい」

  飲んだら乗るな
     乗るなら飲むな
       飲みたきゃ乗りな 千鳥タクシー


八「何かヘンなの。でもホントにこんなタクシーが実現するといいですね」

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白井駅前理容館が回数券販売−33%引きで北総線に乗ろう

 本紙前号「編集子がみた初夢」で、北総線の回数券を利用して、実質的に北総線に安く乗るネットワークの話を書いたところ、早速反応があり、白井駅から高砂まで平日の昼間や土・休日なら33%引きで乗車できるシステムが2月初めから運用されている。

 白井駅圏でこの活動に取り組んでいるのは、白井駅前理容館(代表・亀川衛さん)で、白井〜高砂の回数券を理容館店頭で「原価」で販売する。同区間の正規の運賃は680円だが、平日10時〜16時乗車限定の回数券は15枚綴りが6800円。これを15で割ると453.33・・・・円なので、端数処理して460円で販売する。

 亀川さんたちは、このサービスをすべてボランティアでやり、「北総線の運賃値下げを実現する会」(北実会、吉田治男会長)も協力する。端数(1枚当たり約7円)も、そのまま貯めておいて、北総線の運賃値下げ運動にカンパするという(15枚分で約100円)。平日の昼間や土・休日に白井駅から北総線を利用する人は、改札口に直行する前に理容館に立ち寄ることで、33%の値下げ効果が提供されることになる。

 ただ、理容館も完全なボランティアでこの活動に協力しているので、利用する人は本業の理髪業務に支障が出ないよう、釣り銭の必要ないよう、きっかり460円を用意して行くことを、本紙からもお願いします。

 本紙では、引き続き白井駅以外の駅前商店などに働きかけて、この活動への参加を呼びかけていく。亀川さんによれば、2月初めから回数券販売を開始したところ、店前に看板を出しただけで、ほとんど広報もしていないにもかかわらず、7日までに5枚売れたという。

 完全ボランティアを前提とした活動なので、万が一回数券の有効期限(3ヶ月)までに売れ残りが出ることだけは避けなければならないが、この分ならば少なくとも売れ残りが出ることはなさそうと、亀川さん、北実会吉田会長と編集子がともに胸をなで下ろしている。

 また、こうした行為が法律的に故物販売や金券ショップなどの扱いを受け、何かの許可あるいは届け出のようなものが必要になるのかといった点についても、印西警察に問い合わせたところ、住民がボランティアでやる分にはそうした許可あるいは届け出は必要なしとのことで、法律的に煩雑な手続きも経ずにすむことになった。

 今後、他の駅前商店などでこの活動に取り組むことを検討される場合には、白井駅前理容館が先鞭をつけてくれたように、できる範囲で、無理なく、リスクのない形で、スタートする必要がある。

 また、利用者サイドでも、このサービスは、「少しでも北総線の実質運賃が安くなり、利用者の役に立てれば」と考えた人たちが、全くの善意、ボランティア精神で行うものなので、当面いろいろと不備な点、不満な点が見つかるかもしれないが、利用者も一緒に協力したり、改善に参加したりしながら、発展させていくシステムであり、サービスであることを念頭において、利用していただきたい。

 なお、白井駅前理容館の電話番号は(047)491−0480、営業時間は平日・土曜9:00〜19:30、日曜・祝日8:00〜18:00、年中無休。

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北総線格安回数券、各駅圏で販売開始
駅前商店などの協力で

 本紙が提唱したアイディアに、駅前商店などが呼応するかたちでスタートした「北総線回数券のバラ売り」サービスが、千葉ニュータウン地域内の各駅で利用可能になった。平日の昼間や土・休日などに北総線を利用する人は、駅の切符売り場に直行する前に、別表の商店に立ち寄ることで、33%引きという格安料金で乗車できる。

 北総鉄道では、「お得な回数券」として、@平日の午前10時〜午後4時、A土・休日の乗車に限定して、15枚綴りの回数券を発売している。10枚分の値段で15枚買えるため、1枚あたり33%引きという「お得な」乗車料金になるが、有効期間が発売日から3ヶ月であるため、1人で買った場合、使い残してしまうおそれがある。北総鉄道でも、以前から「ご家族やお友達同士で使用できる」ことをPRしてきたが、使い残しというリスクもあって、利用者に十分浸透してこなかった。

 今回、北総線各駅の駅前商店などが協力して、回数券のバラ売りサービスをスタートしたことで、利用者は「使い残しのリスク」にわずらわされることなく、使いたい時に気軽に33%引きという格安乗車券を利用できることになった。

 本紙の提案に真っ先に呼応してきた白井駅前理容館は、2月1日のサービス開始後現在1日平均30枚程度売れているといい、バラ売り回数券の利用が白井駅を利用する人たちにすっかり定着した感じである。同店代表の亀川衛さんも、いろいろな人が店や商店街を訪れたり、行き来するようになったことを歓迎し、このささやかな取り組みが駅前商店街の活性化に少しでもつながればと期待している。

 その後、本紙では白井駅前理容館の実績や経験なども紹介しながら、各駅圏の商店などに働きかけてきた結果、3月から小室駅を除く、ニュータウン地域内の各駅圏で回数券のバラ売りサービスが立ち上がることになった。小室駅圏でも、今回の記事には間に合わなかったが、なお検討中。

 このうち、西白井駅前のヒロQは、すでに2月21日からサービスを開始しているが、中央駅および印旛日医大駅圏の2店は、本紙の発行日に合わせて、今日(12日)からサービスを開始する。

 ただ、このサービスは、商店などが全くのボランティアで協力することで成り立っているので、格安のバラ売り回数券を利用する人は、お店の本業になるべく負担をかけないなどの配慮を払いながら、サービスを利用していただきたい。なるべく釣り銭のやり取りなど必要ないよう、小銭を用意していただきたい。

 回数券は有効期限3ヶ月であることに注意して、基本的には「当日券」(または、せいぜい数日中に乗車予定)として購入し、利用することをお勧めする。また、平日券の時間制限(10時〜4時)のうち、「午後4時まで」という意味は、たとえば平日回数券を使って都心からニュータウンに帰宅する場合、高砂駅を午後4時以前に通過した電車であることが必要で、乗客が降りてきた電車の時刻を駅員が判断して、回数券をチェックする。

 なお、土・日・休日回数券は、平日のような時間制限はない。土曜日の朝北総線でどこかへ行って、日曜日の夜ニュータウンに帰ってくるような場合でも、往復とも回数券が使える。

 このサービスは、北総線の高運賃に対する住民のささやかな抵抗であり、住民の創意・工夫による地域の難問への取り組みの第一歩になるかもしれない。それだけに、利用者も参加者となって、このサービスをうまく育てていき、そのようにして育て上げられたネットワークなり地域力が、次の難問取り組みへの足がかりになっていくことが期待される。

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滝野でも開始−北総線回数券バラ売りサービス

 北総線回数券のバラ売りサービスが、印西牧の原駅圏である滝野地区でも今日から開始されます。サービスに乗り出すのは、滝野プラザにある理容室アーネスト滝野店で、昼間割引券、土・日割引券を、京成高砂まで530円で販売します(通常料金は790円)。同店の営業時間は午前9時から午後7時まで、年中無休。電話0476-97-1801。

 ところで、回数券バラ売りサービスが軌道に乗りつつある中で、回数券を扱う店と利用者の間での行き違いやトラブルも発生していることが、店および利用者の双方から聞かれます。この件を報じるたびに注意を喚起していることですが、このサービスは参加店の全くの善意、ボランティア精神だけで(マージン・ゼロ)取り組んでいるものであり、しかも多忙な店の業務の傍ら提供してくれているサービスなので、利用される方はくれぐれもその点に留意してください。また、サービスが行き届かない点や回数券を切らしてしまっているケースなども発生しますが、上述のような事情なので、決して店の側を責めたり、悪い印象をもたれないよう、本紙からもお願いします。

 購入する時は、釣り銭が要らないよう、必ず小銭を用意してください。多忙時など、釣り銭が必要な場合は販売をお断りすることもあります。実際、多い店では、1日平均70〜80人もの利用者が回数券を求めて来店するところもあり、そのやり取りだけでも店の側に相当の負担になっています。

 このサービスは店と利用者の協力関係によって成り立つものであり、万一にもこのサービスにより相互に感情的なトラブルが発生し、店の本業に悪影響を及ぼすようなことがあれば、サービスから撤退も考えられます。地域住民の工夫で北総線の高運賃に抵抗を試みる、ささやかな火を消すことのないよう、ご協力をお願いします。

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回数券バラ売りサービス北実会との協力関係について

 「北総線運賃値下げを実現する会」(北実会)のホームページ掲示板に私どもが書き込んだ内容から、北総線回数券バラ売りサービスにおける北実会との協力関係について、一部に誤解が生じたかもしれないので、この間の事実関係と、この件に関する北実会と私どもとの協力関係について明らかにしておきます。

まず、駅前商店などのご協力により、回数券バラ売りサービスが軌道に乗りつつある中で、北実会さんにはいろいろとご協力、ご指導いただき、小紙はそのことに素直な感謝の気持ちを抱いています。

小紙が本年1月15日号で回数券バラ売りの記事を掲載した時点では、このアイディアがどの程度現実性があるのか、果たして住民運動として盛り上がっていけるのか、漠としていました。しかし、ある会合で白井駅前理容館の亀川衛さんと北実会会長の吉田治男さんから話しかけられ、「なかなか面白いアイディアなので、白井駅前で取り組んでみたい」とのお話しをいただきました。これがきっかけとなり、他の駅前商店などにも声をかけていった結果、北総線の各駅で白井と同様の取り組みが始まった次第です。この時のお話がなかったら、この活動が現在のような盛り上がりをみていたか、わかりませんし、少なくとも現在のような状況になるまでにもっと時間がかかっていたでしょう。

その後耳にした話では、北実会では前印西市議の渡部博志さんが中心となり、以前から回数券のバラ売りを検討したり、実際に協力商店を探す動きなどがあったそうです。このような背景があったために、小紙の記事が出た後の北実会の対応が非常に早く、手際も良かったのだと、納得しました。

ただ、そのような北実会内での経緯があったことから、今回のサービスも北実会主導のもとで行われているという誤解がかなり広範囲に広まっていたことも事実であり、そうなってくると利用者の受け止め方や協力商店との打合せなどに際して、ちょっと困るケースも出てきます。先般の北実会ホームページ掲示板への書き込みも、そうした誤解がもとになっており、そのような情報がどんどん一人歩きしていった場合、やがては修復できないような事態も予想されたため、小紙としてご説明させていただいた次第です。

回数券バラ売りサービスというのは、実際にやってみると、ボランティアで協力する商店と、このサービスに理解と感謝の心をもちながら、回数券を購入する利用者との協力関係によってのみ成立する活動です。いわば壊れ物を扱うように、この関係を大事に育てていくことが何よりも必要だと思います。

この活動の主役は、北実会でも、月刊 千葉ニュータウンでもなく、目の回るような忙しさの中で、利用者が来店するたびに回数券を1枚ずつ売るという面倒な作業にイヤな顔一つせずに取り組んでいるお店の人たちと、彼らに感謝の気持ちをもち、一言礼を言いながら、回数券を買っていく利用者たちであると言うべきでしょう。

このような関係を陰になり日向になり大事に育てていくことこそが、北総線の運賃問題に取り組んでいる住民のグループや、この地域の活性化に少しでも貢献したいと願っている地域紙にとっての使命かと思っております。

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イデカフェ(新鎌ヶ谷)、ヘアーサロン高花(中央)が参加

 北総線回数券バラ売りサービスに、新たに新鎌ヶ谷駅圏で「イデカフェ」(イオン店内)および中央駅圏で「ヘアーサロン高花」が参加することになり、前者は本日(14日)から、後者は5月初めからサービスを開始しました。

 新鎌ヶ谷駅は、ニュータウンへの入口として、また北総線、東武野田線、新京成線の交差する駅として、利用者も多く、同駅圏でのサービス開始によって、ますますこのサービスの利用定着が進むものとみられます。イデカフェでは、印旛日医大駅圏でもサービスを考えており、調整中です。

 また、ヘアーサロン高花の参加は、住宅地内店舗の参加としては、滝野(アーネスト理容室)に続くもので、中央駅行バス停前に店があることも、利用しやすいとみられます。

 回数券バラ売りサービスについては、各駅圏ですっかり定着してきている感がありますが、それとともに利用者の皆さんにこのサービスを正確に理解していただくことが一層必要になってきていると思われます。

このサービスについて
 このサービスは、北総鉄道が販売している土・休日割引券、昼間割引券(いずれも15枚綴り)を別表の各商店で購入、利用することで、33%引きという格安料金で乗車できる。本紙が本年1月号に掲載した記事が発端となり、回数券のバラ売りを取扱ってくださる店が徐々に出てきているもので、これらの商店は忙しい本業の傍ら、全くのボランティアで回数券を取り扱ってくださっています。

 このサービスは、北総線の高運賃に対抗する住民の創意と工夫が生み出したものですが、ニュータウン住民の多くが「割引回数券」を利用することによって、北総鉄道に不利益を与えたり、その他誰かに迷惑をかけるようなものではなく、また法律的にも全く問題がないことを確認しています。

 回数券は、購入日から3ヶ月間という使用期限があるため、一人では3ヵ月以内に使い切れずに残ってしまうおそれがあり、この点がせっかくの格安乗車券が広く利用されることを妨げていました。北総鉄道でも、従来からこの点を考慮して、家族や友人同士で共同購入して使うことを勧めていましたが、それでも十分利用されてきませんでした。

 回数券バラ売りサービスは、この「家族や友人同士で共同購入」の考え方をほんの少し拡大して、地域の住民がみんなで共同購入するような形をとっているものです。

 また、回数券のバラ売りといった行為が法律的に故物販売や金券ショップなどの扱いを受け、何らかの許可あるいは届け出が必要になるのかといった点についても、印西警察に問い合わせて、住民がボランティアでやる分にはそうした許可あるいは届け出は必要なしとの確認済みです。

サービス利用にあたってのお願い
 このように法的に全く問題がないことが確認された回数券バラ売りサービスは、最近よく言われる「行政に頼るだけでなく、住民にできることは住民の手で」のモデルケースの一つにもなりうるものです。

それだけに、このサービスは、店と利用者の協力関係によってのみ成り立つものであり、万一にもこのサービスにより相互に感情的なトラブルが発生し、店の本業に悪影響を及ぼすようなことがあれば、サービスから撤退することも考えられます。

地域住民の工夫で北総線の高運賃 に抵抗を試みる、ささやかな火を消すことのないよう、ご協力をお願いします。

 特に、サービスの利用にあたっては、以下の点にご配慮をお願いいたします。

★回数券が売り切れても、店が多忙で、駅まで買いに行くことができない場合もあることをご承知ください。また、次の機会のご利用をお願いします。

★店の人が手を離せない作業に取り組んでいることもあります。そうした場合は、しばらく待ってあげてください。

★購入する時は、釣り銭が要らないよう、必ず小銭を用意してください。多忙時など、釣り銭が必要な場合は販売をお断りすることもあります。

★店の人たちにとって、利用者の皆様によるご理解、ご協力が何よりもの励み、「報酬」となります。できれば、回数券を受け取る時に温かい声の一つもかけていただければ幸いです。

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