ちばにう通信

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九月 残暑のみぎり

投稿日:2012年9月1日 更新日:

Best wishes during this season of lingering heat

ぼくはとにかくミステリーが大好き。子供のころから、シャーロック・ホームズやエルキュール・ポワロなどの名探偵シリーズをはじめ、推理小説をむさぼるように読んできた。

日本に来てからも、テレビのサスペンス劇場にはまってしまった。2時間ドラマは話が面白くて分かりやすいし、日本の地方の文化や暮らしも紹介してくれる。ぼくにとって日本語と日本の文化を学ぶ一押しだった。「八つ墓村」など横溝正史作品の金田一耕助クラシック・ミステリーや、名探偵キャサリンシリーズ(かたせ梨乃主演)が特に絶品だった。今年も「都市伝説の女」(長澤まさみ主演)に完全に魅せられた。

今の時期なら、ニュータウン周辺の自然界にもミステリーが楽しめる。

犯罪現場は雑木林または森林公園。残された証拠は地面に散らばった小枝。小枝が全部、コナラまたはクヌギ、アカガシ、シラカシなど、ドングリの成る木の仲間ばかりで、小枝に葉っぱ2~3枚とドングリ2~3個がついている。小枝の根本を細かく調べると、まるで鋭い刃ものや剪定ばさみに切り落とされたように綺麗に切断されている。

 

これが、小枝切り落とし事件の真犯人

捜査開始 真犯人はどこに?

まずは捜査本部を設ける。

容疑者は人間、野鳥、昆虫などを想定できるが、問題は動機。真犯人は小枝を切り落とすことによってなにかを得するものに違いない。

証拠を徹底的に調べると、その真犯人の像が浮かび上がってくる。大きな手掛かりになるのは、ドングリの殻斗(帽子)に見られる小さな穴。ドングリを切り開いてみると、穴の先に米粒半分の大きさの白い卵が見える。真犯人の仕業に間違えない。

そして、張り込み捜査を開始すると、有力な容疑者が表れてくる。

大きさ1センチほどの小さなゾウムシだ。名前はハイイロチョッキリ。口吻が細長くて、その先が鋸のように鋭い。この口吻こそ切り落とし事件の武器に違いない。推定すると、ハイイロチョッキリはこの口吻をドングリに差しこんで穴を開けて、ドングリの中に卵を産みつける。最後はドングリのついた小枝を切り落とすのだ。卵が孵化すると、幼虫はドングリの中身を食べて成長する。

今回は残念ながら現行犯で逮捕することが出来なかったが、状況証拠は充分あり!これでハイイロチョッキリは有罪!

自然界なら誰だって名探偵になれるぞ!

 

【証拠A】
地面に落とされたアカガシの小枝
【証拠B】小枝の根本・きれいに切断された
【証拠C】ドングリの帽子・穴が開けられた
【証拠D】
ドングリの中・小さな白い卵1個

   Ushiwakamaru was the son of a powerful Genji Clan warrior who was defeated by the Heike Clan. As a young boy he was sent to study at a temple on Mt. Kurama near Kyoto.

One day Ushiwakamaru met some tengu in the forest. They taught him many secrets of sword fighting. Afterwards Ushiwakamaru ran away from the temple. He avenged his father’s death by defeating the Heike, and became Minamoto Yoshitsune, a famous swordsman and legendary folk hero.

You can see a beautiful wood carving of Ushiwakamaru and the tengu at the Munakata Jinja Shrine in the Kiyodo area of Shiroi City.

[注解]
warrior 戦士   defeated 打ち破られたる   temple お寺   secrets of sword fighting 剣術の秘密   ran away 逃げ出した  avenged かたきを取った  swordsman 剣客   legendary folk hero 民間伝承のヒーロー

注:牛若丸と天狗(大天狗と烏天狗)の名場面を見事に描いた木彫りは白井市清戸の宗像神社に見られる。

 

 

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