ちばにう通信

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(1)気分がめいった時は身体を動かす

投稿日:2004年3月13日 更新日:

子どものころテレビを見ている母が画面に向かって、うなずいたり、相槌を打ったりしているのを見て「アホやなぁ」と笑っていた。アナウンサーが「お早うございます」というと「はい!お早うさん」と返事するのである。ニュースを読み終わると、「ハイ、わかりました」とスイッチを切って家事にとりかかっていた。

そんな様子をいつも笑いながら見ていたが、最近自分がそうなってきていることに気づいて、愕然としている。番組を見ていて知らないことがあると「へぇ?」「はあ」「ほう」と思わず声を出しているのである。

小学生が連れ去られる事件があいついだが、「ひどいねえ」「警察が早く犯人をつまかえないから、またこんなこと真似する人が出てくるのよ」「事件は小さいうちに一つひとつ解決しなくっちゃ」と怒っている。

中継のレポーターが言ったことをスタジオでアナウンサーが繰り返したりすると、「それはもうさっき聞いた!」と、しっかりおばちゃん、いやおばあちゃんしているではないか。

極めつけは先日、イラクへ行く自衛隊員を見送る人たちの中に小さな坊やをだっこして、涙をこらえながら、二人で思いっきり手を振っている姿を見て「気の毒だなあ、あんな小さな坊やがいては、さぞパパが必要でしょう。ママも不安、何かあっても困るでしょう・・・・。うちなんかもうそれほど・・・・代われるものなら代わってあげたい」と思わずつぶやいていて、そしてそれをすっかり聞かれてしまった。あ、あ・・・・。

先日シャンソン歌手の海原純子さんのお話を聞く機会があった。

あなたは気分が落ち込んだ時、どうしますか。お酒、ショッピング、おしゃべり、おいしいものを食べる、などなど。でも、もっと落ち込んだ時「おっくうだから何もしないで家でごろごろ」という方が多いのでは。

もちろんそれで回復すればいいのだが、ゴロゴロしているとよけいに落ち込むことだってある。

そんな時どうするか、というお話だった。

アメリカの精神科医バーンズ博士は「気分がめいった時は身体を動かす」ことを勧めている。

私もそれに大賛成だ。たしかに身体が疲れている時は身体を休ませる必要があるが、心が疲れている時、身体を休ませすぎると気分が落ち込むものだ。身体を動かすことによってエネルギーが生まれ、気分が上向きになることがある。

無理をするのはよくないが、ちょっと歩いたり、ストレッチしたりしてみたい。若いころは、買い物も通勤も電車で、よく歩いたものなのに、中年になると歩かなくなる。中年になって気分が落ち込む人が増えるのは、身体を動かす機会が減ってくることともかかわりがあるのではないだろうか。

さあ春です! 来週から少し身体を動かしたり、歩いたりしてみませんか。

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