ちばにう通信

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(36)干し芋からほどけていく思い出たち

投稿日:2007年2月10日 更新日:

先ほどから寝そべって、干し芋を食べながら本を読んでいて、ガブッと思いっきり頬っぺたを噛んでしまいました。思わず、痛いッと飛び上がるほど。

血が出てきて止まりません。水で頬っぺを冷やしながら、だらしなくしていたからだと反省しつつ、下から出る血が〝下血〟なら、上からのそれは〝上血〟というのかなあ、などとバカなことを考えたりもしています。

スーパーの棚に干し芋が並ぶ頃になると思い出すことがあります。

以前福岡にいた頃、RKB毎日放送で五木寛之さんと対談させていただいたことがあります。終わってお茶をごちそうになっていた時、突然五木さんがバッグの中から、茨木の干し芋を取りだし、「僕の大好物なんだ」とおっしゃるので、「私も好きです。鹿児島のお芋が一番ですよ」と言いながら、五木さんのお芋をいただきました。

今、朝の連続ドラマが佳境に入っている「芋・たこ・なんきん」とは、大阪の女性の好きなものの代名詞ですが、私の大好物でもあります。

原作者の田辺聖子さんは私の先輩、おもしろくて、大好きな人です。彼女が通っていた「大阪文学学校」には、私も通っていて、田辺さんはじめ、開高健さん他、才能あふれる人がたくさんおられました。入学試験は小説を書かなければならず、授業も高度でした。

連続ドラマに出てくるお料理の指導をされているのは、私の料理学校の先生だった故土井勝先生の奥様の土井信子さん。この方からも私はとても可愛がっていただいたので、毎日なつかしくドラマを観ています。

昔、年頃の娘は洋裁と料理は絶対習わねばならない必須科目でした。親に厳しく言われて、皆習っていました。私はサボっていたので、どれも身についていませんが。

料理学校で思い出すのは、〝落としぶた〟のことを「豚肉を上から落として入れる」ことだと思っていた生徒がいたのです。皆でびっくり、そして大笑いでした。

また、誰かが「ヴィヴァルディの四季って、誰が作ったの?」と言い出して、皆でしばらく真剣に考えたこともありました。

・・・・毎朝いろんなことを思い出しながら、テレビの前に座っています。

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